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 船から黒鯛を狙うと、比較的簡単に釣ることができます。
 この釣りが可能なのは昼間で、暗くなると釣れなくなりますので狙いません。

 黒鯛が釣れ出す時期(ホームグラウンドの場合)

 開始 = 早くて6月中旬、遅くて6月末
 終了 = 早くて10月前半、遅くて10月中旬

 上記以外の期間でも釣れますが絶対数はこの時期に集中します。
 詳細は下記の項目で詳しく説明しております。




目次
 1.釣果について
 2.アタリの数とバラシについて
 3.黒鯛の釣れ方
 4.魚のサイズ
 5.昼と夜の比較
 6.釣りが可能な季節
 7.日本記録に挑戦





1.釣果について 
 その日の釣果は、海水のニゴリ具合で大きく左右されます。

ニゴリの濃度による釣果の違い
 ニゴリが良い場合: 少なくて4匹/普通で7〜15匹/食いが良い状態で15〜25匹
 ニゴリが薄い場合: 0〜5匹と、かなり釣果が悪くなりますので注意が必要です。

 アタリの回数は、キャッチ数の約2,3倍の数字となりますので、5匹釣った場合は、10〜15回前後のアタリがある計算になります。
 この数字は、釣り人の技量や運により、『アタリの数・バラシの数・キャッチ数』が変動します。


最高の条件
 ニゴリの良い条件では、水面から1〜3cm下の状態までしか見えません。
 この様に、水面下の状態が殆ど見えない状態が最高の条件となります。


普通の条件
 10cm下が薄っすらと見える条件。

 このニゴリ具合が比較的多く、ごく普通の条件となります。
 最高条件に比べ1,2割程度、釣果が悪くなります。


やや悪い条件
 50cm下が薄っすらと見える条件。

 良い条件に比べ2,3割程度釣果が悪くなります。
 但し、運が良ければ見える黒鯛を釣る感動を味わうことができます。


悪い条件
 1m下まで薄っすらと見える条件。

 ボーズになる危険性が高くなります。
 魚から人間の姿が見えてしまう関係で、黒鯛は逃げてしまったり、警戒しエサに反応しなくなります。

 人間のワナに気づかなかった魚が運が良ければ釣れるといった具合で、釣れたとしても2〜7匹です。

 但し、運が良ければ見える黒鯛を釣る感動を味わうことができますので、考え方を変えれば、黒鯛の習性を学ぶには最高の条件となります。

最悪な条件
 3m下まで見える条件で、人間の姿が丸見えとなる関係で9割5分釣れません。


絶望的な条件
 5m以上下まで見える条件で、魚に人間の姿・ハリ・ハリスなど仕掛けまで見切られますのでボーズになる可能性大です。




 平均的な釣果は上記に示した通りですが、実際はこの数に、「魚をバラシた数」、「スッポヌケの数(エサが口の中から出てくる現象)」、「エサ潰されの数」がプラスされますので、トータルで考えると、キャッチ数の数字の2,3倍近くのアタリがある計算になります。


☆まとめ
 上記の表のように、当日の釣果はニゴリの濃度で左右されます。
 この為、前日までの状況と当日予想される風向きで、当日何匹ぐらい釣れるか予想する事ができます。

 ご予約された方には、前日の最終打ち合わせの際、海の状況についてご報告致します。
 状況が悪ければキャンセル(手数料不要)が可能です。






2.アタリの数とバラシについて
 
 アタリの数は、エサの種類で異なります。
 また、黒鯛はハリ外れによるバラシがとても多い魚です。

 船からの落し込みでは、魚とヤリトリする時間が短い分、堤防の釣りに比べるとバラシ数は少なくなりますが、実際にお越しになるお客さんの場合、慣れない船の上でのヤリトリの為、バラシの数が多いように感じます。

40〜50cm級の黒鯛を、船の上から10匹釣る場合の平均値
 アタリの数は、17〜19回となり、内訳は下記の数字となります。
 ・エサ潰され= 2回
 ・スッポヌケ= 3回
 ・ハリ外れ、ヤリトリの後に外れる= 2〜4回

スッポヌケ=竿に魚の重みを乗せた瞬間にエサが口の中から出てしまう事



 以上の結果から、スッポヌケやハリ外れによるバラシの数で釣果が大きく左右されることがわかると思います。

 もちろん、このデータは、この釣りに慣れている私の技量によるものですので、この釣りに慣れていない皆様の場合、「エサ潰され」の数が増える結果となります。


 その原因は黒鯛特有の
『止まるアタリ』を見落とししてしまうからです。
 潰される時は、仕掛けの投入後、3〜5秒の間に止まるアタリがでるので、つい見落としがちです。

 年中この釣りをしている私でもエサは潰されます。
 まあ、全ては経験と慣れでカバーできますので、当船に乗船し無駄遣いして頂ければ、エサ潰されの屈辱が少しずつ減ると思います。(^o^)
 尚、この対策については釣りを行なう際にご説明します。


 黒鯛を専門に狙う場合のエサは 『カニ・ツブ(カラス貝)』をメインで使用しますが、はじめてこの釣りを体験される方は、エビエサを使ったシーバスと黒鯛を共に狙う釣り方で、アタリの出方を確認されるのが良いと思います。

 ハッキリ申し上げて、シーバスを同時に狙う釣りの方が頻繁にアタリがあるので面白いです。
 ところが、いらっしゃるお客さんの殆どの方が黒鯛狙いの為、シーバス狙いは黒鯛が釣れない時の釣り物となり、外道としての扱いになってしました。(~_~;)



 ちなみに、シーバスと黒鯛を同時に狙う場合は、エビエサを使用しますが、黒鯛のシーズン中は黒鯛のヒット率が悪くなります。
 理由は分かりませんが、2,3割アタリが少なくなります。
 
 逆に、良い結果もあります。
 カニやツブのエサでの食いが悪い時は、エビエサでの釣果が良くなる場合もありますので釣果は運しだとなります。

 また、カニやツブを使用した場合、エサを潰されて終わることが多いのですが、エビエサは不思議と吐き出さずにくわえていることが多いので、アタリを見落とした時には効果があります。






3.黒鯛の釣れ方

 条件が比較的良い場合の釣れ方としては、ポツリ・ポツリと少し間隔を空けながら釣れます。

 黒鯛は群れで行動すると思うのですが、釣れる場所は1匹・1匹少し距離を置いて生活しています。

 エサを探しながら泳いでいる魚もいれば、1つの障害物を、まるで自分の縄張りのように占拠して動かない魚もいます。
 この為、連続ヒットは余りありません。

 連続ヒットは、釣り人にとって最高の喜びなのですが、残念な事に時々しか体験できません。
 頻繁にアタリがある時は、『魚の群れが入っているので釣れる』のでは無く、『突然食いが立つ』と言った感じです。

 ポイントによっては、2,3回エサを落せば釣れる可能性の高い場所が多数ありますので、色々なポイントを効率良く探り黒鯛を狙って行きます。


 黒鯛狙いに的を絞り釣りを続けるとすると、10〜30分間隔でポツポツとしかアタリがありません。
 ひどい時は、2時間もの間、アタリが無い事も良くあります。

 このアタリの無い時間を防ぐ為、エビエサを使いシーバスと同時に狙う事をお勧めします。
 飽きる事なくアタリがあり魚が掛かかりますので、黒鯛がヒットするまでの時間を楽しませてくれます。

 尚、前日までの状況によっては、カニ・ツブ(カラス貝)のエサを使い、黒鯛狙いに絞ったほうが良い場合もあります。
 この判断は私にお任せ下さい。
 まあ、殆どのお客さまが黒鯛狙いなので問題は無いと思いますが・・・。(^。^)


☆ご注意
 ここ最近、エビエサが取れませんので、エビエサが無くなった段階で、カニ・ツブ(カラス貝)のエサを使った黒鯛専門の釣り方に変更させて頂きます。






4.釣れるサイズ
 
 比較的良く釣れる魚のサイズ(レギュラーサイズ)は、42cm/約1kgから48cm/約1.8kgの間です。

 今までの経験では、狙うポイントに入った魚の群れにより平均サイズが変化するようです。
 例えば、2週間前までは45cm/1.5kg前後が多かったが、1週間前頃から40cm/1kg前後が多くなってきたなど、2,3週間単位で変化するように思います。

 また、50cm・2kg前後の魚も良く釣れますので、記録更新を狙う方にはお勧めです。
 もちろん、お持ち帰り可能ですが魚拓は取れませんのであしからず。(^。^)


 但し、54cm前後のサイズまでは比較的良く出るのですが、55〜56cmクラスはたまに釣れる程度と少なくなりなります。

 漁師になってからは正式に計った事はないのですが、58cmぐらいまではなんとか釣れます。
 しかし、60cmオーバーの黒鯛は釣ったことがありません。

 ニゴリの無い時はバケ物サイスの黒鯛が見えますのでチャンスは多いにあります。
 ちなみに、日本記録と思われるサイズをヒットさせた話しはこの項目の最後に記載してあります。




☆参考:地方遠征
 東京湾の場合、黒鯛を狙うことのできる堤防がごく一部と限られている関係で、キチガイの黒鯛師は地方遠征を繰り返します。

 地方に遠征した友人の話では、東京湾以外の場所では、釣り可能な堤防が数多く存在し、どこの堤防も釣り人の数が少なく、とても魚影が濃いので『黒鯛天国だ!』と話しています。
 雑誌掲載されている写真を見ても、同様の風景が見て取れますので大変うらやましいです。

 地方から東京に遠征される方は、人の多さを見るだけで魚を釣る意欲が無くなるのではないでしょうか?
 日曜日ともなれば、人・人・人です。
 堤防の上を遠くから見ると、まるで鳥山状態ですので魚が釣れないのもうなずけます。

 黒鯛のアタリの出方や活性に付いても、東京湾の黒鯛とは違い、ヒッタクッテ行くアタリが多いとの事。
 また、エサを吐き出したりするおりこうさんの黒鯛は少なく、止まるアタリに神経を使う釣りではないそうで、関東の黒鯛と地方の黒鯛とでは全く別の種類の魚に感じるそうです。

 また、遠征が大好きな釣り仲間の話では、
落し込み釣りによる釣り方で東京湾のように大型の黒鯛がそろう場所は少ないそうです。
 この度チャーターの仕事をはじめた事により、大物が多い東京港のスゴサが有名になる日が近いかもしれませんね!






5.昼と夜の比較
             
 この釣りが可能なのは昼間で、夜は殆ど釣れません。
 原因は全く分かりませんが、暗くなると突然釣れなくなります。

 例えば、3〜6分に1回アタリがある状態が、辺りが暗くなると突然10〜15分に1回となります。
 私の推測ですが、夜はエサの発見に時間がかかるようで、5〜10秒間1箇所にエサを止めておかないと食いが悪いようです。

 堤防の釣りとは異なり、船は風と潮の影響で常に動いていますので、エサを1箇所に止めることが難しくなります。
 この異常な動きで黒鯛が警戒するのだと思います。

 また、シーバスやメバルのように光に集まる習性は無いようで、昼間良く釣れるポイントも、夜になり街灯の明りが差し込む頃には釣れなくなります。
 以上の理由により、当船では昼間の黒鯛狙いがメインとなります。





6.釣りが可能な季節
 
 私のホームグランドの場合、黒鯛の釣れる時期は6月中旬〜9月末頃までで、最も食いが良い時期は7月〜9月末です。
 
 しかし、この仕事をはじめてからニゴリの発生状況が悪くなり、基本通りの釣れ方がしなくなってしまいました。
 毎年、「今年こそは良いニゴリが発生しますように!」と祈っています。(^o^)


・4月末〜5月中旬  黒鯛は滅多に釣れない
・5月中旬〜5月末  黒鯛はたまに1,2匹釣れる程度
・6月前半〜6月中旬  黒鯛は0〜3匹釣れる程度 
・6月中旬〜6月末  黒鯛は1〜7匹釣れる程度
・7月前半〜7月末  シーズンイン
・8月前半〜8月末  シーズンイン 
・9月前半〜9月末  シーズンイン

・10月前半〜10月中旬   黒鯛クラスは2,3匹釣れる程度と悪くなる
 尚、15〜25cmのチンコロが1〜10匹、なぜかしら釣れだす
・10月中旬〜10月末  黒鯛は0〜2匹釣れる程度
・11月〜11月中旬  黒鯛は釣れなくなる



 海水のニゴリ具合と魚の群れの入り具合の関係で、7〜9月の季節が毎年良い釣果を出しています。
 イメージとしては、堤防の黒鯛シーズンとほぼ同じです。

 釣れる時期がシーバスの釣りと異なり、スタートが6月中旬となるのには理由があります。
 これは、毎年私の釣り方で釣れ出すのが6月の中旬頃になるからです。(^o^)


 海水のニゴリがあれば5月中旬頃から日に0〜2匹釣れるのですが、釣れない日が多く、釣れてもサイズが小さいです。
 6月に入ると日に0〜3匹ぐらいポツポツ釣れ出し、6月後半頃から本格的な黒鯛のシーズンとなります。

 良い釣りができるのは9月末までで、10月に入ると日に2,3匹と釣果が悪くなってゆき、10月中旬以降は間違って釣れる程度となります。
 



 東京港の場合、黒鯛は年間を通し釣ることが可能です。
 しかし、1日真剣に狙ってボーズとなったり、たまたま2,3匹釣れたりと、釣れない日の方が多いので真剣に狙いません。
 
 黒鯛は昔から回遊魚と言われており、春先のノッコミに始まり、秋の落ちで1年が終了すると言われています。

 しかし実際は、東京港から横須賀方面へ回遊する黒鯛もいれば、1年中同じ場所に居付く黒鯛もおり、1年中狙う事ができる釣り場が存在します。

 回遊しない要因はわかっていませんが、昔から行なっている黒鯛の稚魚放流事業が、居付きの黒鯛を増やした要因ではないかと言われています。

 その他、海に流す温排水の関係で湾の奥でも生息しやすい条件が揃っているのではないかなど、様々な意見がありますがその詳細はわかっていません。

 
 東京港内にも、このような居付きの場所があり1年中狙う事ができますが、私の行なう落とし込み釣りではコマセなどの寄せエサは一切巻きませんので、釣れない時の退屈さが辛抱できない事が狙わない理由の1つです。

 黒鯛釣りをはじめた当初は、1日1回のアタリがあれば満足していたのに・・・。
 昔の根性は何処へ行ったのだろう・・・(^o^)





7.日本記録に挑戦     
 シーズンに入ると私のホームグラウンドは数多くの黒鯛が生息します。
 海水のニゴリが薄い時には、推定60cm以上の魚を時々目撃します。

 しかし・しかし・・・
 脱サラし、この仕事を選んだ瞬間より、「日本記録を釣るのは自分だ!」と意欲を燃やしていたのですが、結果は60cmを超えていません。(~_~;)


 私が聞いた話しでは、東京湾で釣れた60cm以上の黒鯛は5匹です。
 いずれも魚拓があり、2匹は私のホームグランド(夜の落しこみ釣り)、1匹は横浜沖提、1匹は久里浜方面(昼間の落とし込み釣り)、1匹は釣り船からのコマセ釣りです。


 このぺージでは、私と友人の体験談についてお話致します。
 信じる信じないは、皆さんしだいですが・・・。(^。^)



☆体験1
 誰も信じてくれませんが、間違い無く70cm以上と言う黒鯛をH.11年にバラシました。
 9月か10月かは忘れましたが、確認した時の魚の大きさは今でも目に焼き付いています。

 その日のニゴリは薄く、水面から1m下が薄っすらと見える状況でした。
 黒鯛狙いには最悪の条件でしたが、当日はシーバスを狙っていました。

 釣り方は、エビエサを使った船からの落し込み釣りです。
 ヒットした場所は堤防の岸壁、水深は海面から2〜3mの場所です。

 ヒットした瞬間の行動は、ノソノソしていましたので、黒鯛か70cm以上のスズキだと確信しました。

 通常は即効でキャッチする為に、優しいヤリトリを行いながらタモの準備をするのですが、ところがこの魚は全く抵抗せず、すんなりと船の真横、水面下20〜30cmの所まで上浮いて来てしまったのです。

 なんと、この魚は黒鯛で、70cmを優に超えるバケモノでした。
 この瞬間、黒鯛と目があってしまい、「アッ!」と思った瞬間、黒鯛も現在の状況が分かり、約2秒後、海底に向かって勢い良く泳ぎ出しました。


 私はこの瞬間、まだ魚を釣り上げてもいないのに「ヤッタ! 待ちに待った日本記録だ!」と声を出してはしゃいでいました。(^o^)

 この時、魚を掛けたポイントでは切られる事は滅多にありませんので、ハリ外れによるバラシだけをひたすら心配してました。

 さすがに魚は簡単に上がって来ません、船の下でノソノソと泳いでいます。
 水面下2mぐらいの所までは浮かせる事ができるのですが、その後はモノスゴイ勢いで反転し、再び底付近(約6〜7m)まで走ります。

 イメージとしては、ノソノソと泳ぎ回る魚を水面付近までなんとか浮かせても、勢い良く反転され水中に潜られます。
 この時、ラインは6〜7m分出しっ放しとなり途中で止める事ができなくなります。
 ラインが止まる時は、魚が底付近に到着したから止まる感じになります。

 で、このヤリトリを繰り返し・・・ 繰り返し・・・

 15〜20分以上ヤリトリをしていたと思います。
 早くキャッチする為、岸壁から船を離そうとしたのですが、こんな時に限って船のエンジンがかかりません。
 チョークを引けば簡単にかかるのですが、2サイクルのオンボロエンジンなので片手では無理なので諦めました。

 そうこうしている間に、災厄の自体が発生、なんと、魚が岸壁の穴の中に入ってしまい動かなくなってしまったのです。
 この段階で船のエンジンをかけ、船が移動しないようにアンカーを下ろし停止しました。

 私の心臓はバクンバクン! 
 もちろん、黒鯛の心臓もバクンバクン? (^o^)

 ヤバイ・ヤバイ、「神様助けて!」と祈ります。
 しかし・・・

 魚が出てくるのを30分以上待ちましたが、結果は穴から出ないままラインブレイクです。
 ヒエ〜〜 
 回収したハリスは1mに渡りジャリジャリでした。涙・・・



 この後、10分間は放心状態。
 目が合った魚の大きさがメチャクチャ大きいだけにソノショックは大きかったです。

 船の上で大の字になり、誰もいない海に向かって大声を出し、「クソー、ツイテネー」と叫んでいました。(^o^)
      
 今回入られた穴は、岸壁沿いに数箇所空いています。
 海面からは確認することができない、海面下4m下の中層付近から底の間です。

 過去にもこの穴で、2回ほど80cmクラスのスズキに入られ切られたことがあります。
 逆に、穴に入いられた魚が出てきてキャッチできた事もあります。

 トラブルの穴の場所は、全て別の場所ですのでいくつあるのか全く分かりません。
 水面下20〜30cmの場所で確認した黒鯛は、ちょっとオーバーですが、軽自動車のフロントガラスぐらいありました。

 船の上から海中の魚を見ると、ニゴリ具合で、魚が大きく見えたり小さく見えます。
 夏場の薄ニゴリでは魚が小さく見えますので、化け物であった事は間違いありません。
 トホホ・・・ 


 釣り雑誌に、記録的な大物は『口の周りが白い』とか、『身体にフジツボが付いている』などと書いてある記事を読んだことがありますが、私の確認した黒鯛は、極一般的な色をした魚です。

 身体の形は、頭が大きく、まるでGT(ジャイアントトレバリー)のような体型でした。
 まあ、一般的な真鯛を想像して頂ければ良いのですが、色が銀色だったので・・・。


 今でも夢の中に出て来ては、私の心を苦しめています。(^o^)
 余りにもショッキングな結末でしたので、思い出すと悔しさでイライラしてきます。

 釣りの世界では、逃がした獲物は大きいと良く言います。
 この話しを信じる信じないは皆さんしだいですので、釣りの宣伝の為に考えた文章と思われても仕方がありません。
 魚を手にしてこそ真実なのですから・・・


 まあ、魚を掛けただけでも、自分の夢に1歩近づけたのだから神様に感謝しないとね!
 でも、今後こんな奇跡が再び巡って来るのか、とても心配です。
 二度と、このクロちゃんに会えないような気がするのです。 ハァ〜〜!


☆体験談2
 釣り仲間の横田さん(黒鯛工房テスター)から聞いた体験談と友人の話についてご報告致します。


@横田さんの体験談
 場所は川崎某所のテトラ、目測60cm以上だそうです。

 魚はヤリトリの最中ノソノソやっていましたが、水面に身体が飛び出した瞬間に物凄いパワーでテトラの穴に突進し、ラインブレイクしたそうです。

 魚の姿はニゴリの関係で薄っすらとしか見えず、ハッキリ見えたのは尻尾側の1/3程度だそうです。
 良く見ている50cmクラスの黒鯛に比べ、一回り以上(10cm以上)大きかったそうです。
 テトラ場合は誰が魚をかけても難しいですよね!


A友人の体験談
 場所は川崎某所、船からの落し込みです。
 魚がヒットした当初、船の下でノソノソしていたそうで、何の魚がヒットしたか全く分からなかったそうです。

 約30分掛けてようやく水面に浮いて来た魚は、黒鯛で60cmを優に超えるジャンボだったそうです。
 魚を目で確認した瞬間、猛スピードで泳ぎ出し、ラインブレイクしたそうです。

 この方は、私と同じでバラシタ直後から放心状態、釣りをする元気も無くなり帰ったそうです。
 私の場合は、近くにもジャンボがいるかも知れないと2時間以上がんばりましたが、その後、黒鯛は1匹も釣れませんでした。

 この他にも、大物をヒットさせた話しや、竿を折られた話し、当船でお客さんが体験した話などがありますので、今後、『黒鯛・大物体験談』なる文章を作成しご報告したいと思います。





☆最後に
  
 東京に住んでる一般の釣り師の方々が、私の船に乗船した時、良く口にする言葉をご紹介します。

 「1年釣り場に通って釣れる黒鯛の半分が、1日や2日で釣れてしまった!」

 「スゴイですね! ホンとに簡単に釣れるんだね!」

 「こんな風に、簡単に釣れると、磯・堤防・テトラで一生懸命釣るのが馬鹿らしくなりますね!」

 「東京港で50cm・2kg前後の黒鯛が良く釣れるのにはビックリしました!」

 「今まで散々黒鯛を狙って来たけど、はじめての釣りで何の苦労も無く、見たことの無い大物が釣れてしまった!」

 「今まで、大型の黒鯛を求めて地方遠征していたのが恥ずかしい!」

 「磯釣りの場合、コマセを購入し、沖磯に渡船していたが、こんなに面白い釣りは体験したことが無い」

 「エサ取りの猛攻撃を受けないのが良いね!」

 「船からの釣りがこんなに面白いとは思わなかった!」

 「キット病み付きなります!」⇒なりました。

 「アタリが出た瞬間が良く分かるので、非常に勉強になります♪」



 最近の私はこの面白い釣りばかりしているので、堤防で30分間、何もアタリが無いとスグ飽きてしまいます。(^o^)

 サラリーマン時代、堤防から釣りをする際、1日数回あるアタリを求めて探り歩くのが楽しかったのに・・・。

 日頃、黒鯛がなかなか釣れないと思っておられる方には是非体験して頂きたいです。
 でも、私の船で、お客様が日本記録がを釣ってしまったら、多分ショックで私は死ぬと思います??? (^o^)